2023.06.07更新
キシリトール
総合歯科HMクリニック大阪中央の歯科衛生士 岡崎です
長堀橋駅から徒歩2分、心斎橋駅からもとても近いので
いつでもお気軽にお越し下さい
皆さんはキシリトールをご存知ですか?
スーパーやコンビニなどでキシリトールガムが販売されているのを目にしたり、
食べたことのある方が大半だと思います。
キシリトールとは、糖アルコールという甘味炭水化物の一種で
自然界では多くの果物や野菜に含まれています。
また人の肝臓でも、1日に約15gのキシリトールが作られています。
ではキシリトールは口腔内にどの様な効果があるのか?
①代替甘味料
キシリトールは糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同等程度の甘味度があります。
また溶ける時に熱を奪うので、口の中に入れるとスーッとした爽快感を感じます。
②虫歯を防ぐ甘味料
キシリトールには歯を溶かす酸ができません。
また甘味により唾液の分泌が促進され、口の中の酸と中和することで虫歯になるリスクを下げてくれます。
キシリトールのガムやタブレットを一定期間以上口に入れると
虫歯の原因となる歯垢が歯に付きにくくなります。
③再石灰化の促進
糖アルコールには、酸によって歯の表面が溶けた(初期脱灰)部分を修復する効果があります。
これを再石灰化といいます。
糖アルコールによって歯垢中のカルシウムレベルが上がり、再石灰化の役に立つだけではなく、
カルシウム複合体と一緒になることで、歯の硬組織内に進入して歯を硬く強くしてくれます。
この様な優れた効果を有するキシリトールですが
摂取しすぎるとお腹がゆるくなったりしてしまうので
とりすぎにはご注意ください
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