2023.06.07更新
歯の形態異常
こんにちは
長堀橋、心斎橋から徒歩圏内の総合歯科HMクリニック大阪中央に勤務しています歯科衛生士の中井ですε(●’-‘)з
本日は歯の形態異常についてお話したいと思います
1・矮小歯
通常の歯に比べて小さな歯を矮小歯といいます。親しらずや前から2番目の歯に出現する可能性が高く細長い形状や本来の形をそのまま小さくしたものなど、様々です。
2・巨大歯
矮小歯に対応する言葉で、同一歯列上にある歯が他の歯に比べて大きい時、あるいは顎の骨の大きさに比べて歯が大きい時に用いる言葉です。前者は極めて稀で、後者は顎骨と歯の大きさの不調和を訴えることが多く矯正治療を受診される方が多く見られます。
3・癒合歯
2つの隣接する歯胚(歯の基になるもの)が顎骨内で付着し、1つの大きな歯になったものをいいます。
多くは乳歯の前歯に見られ、永久歯は稀です。
4・癒着歯
隣接する通常の形に形成された歯が、歯の根の部分で付着してしまった状態。あるいは顎の骨と歯の根が付着してしまった状態です。
5・双生歯
もともと一つの歯になるべきであった歯が、歯冠を形成する時に2方向に分離し、2つの歯冠を持つ歯になってしまったものをいいます。
6・歯内歯
歯の中にもう一つの歯が形成されたものです。歯胚が形成されるときに隣の歯の歯胚が迷入してしまい形成されたと言われています。極めて稀であり、見た目には少し大きい歯があるな、という程度で、レントゲンを撮って初めて分かることが多いようです。
少し難しく書いてあるかもしれませんが、形態異常とは歯の形が正常でないことをいいます。
それにより歯磨きが難しかったり、虫歯が進みやすかったり、歯を抜くのが大変だったりします。
また、見た目にもよくない場合は矯正治療が必要だったりします。
気になる歯がありましたら、ぜひHMクリニックへお越しください!!!
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