2017.11.10更新
歯石
こんにちは!総合歯科HM大阪中央、歯科衛生士の富田です。
長堀橋駅から徒歩2分圏内にある歯医者さんです
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今回は、歯周病の治療の中で最も重要な「歯石」についてお話します
歯石とはそもそも、何かというお話からですが、簡単に言えば、「歯磨きで落としきれなかった歯垢が石となったもの」です
知らない間に歯と歯の間に隙間が無くるため、いつ歯石が溜まっているのか気づかないことかと思います
実は、歯石はたった2日で歯垢が唾液中のミネラルと結合し、硬くなり出来ます。。。
「石」という字の通り、溜まったものは歯ブラシでは取れません、、(`;ω;´)
とはいえ、歯垢も完璧に全て毎日取ることもほぼ不可能です。歯石が溜まらない人は0%に近いといわれていますΣ(・口・)
まとめると、歯石が付く流れは、
1.歯磨き後に残った歯垢が口の中に留まる
2.歯垢に唾液が常にかかっている状態(2日)
3.溜まったままの状態が続くと、歯茎の中に歯石が溜まり始める
です。(。-`ω´-)
お口の中には唾液腺という「唾液が出てくる入り口」が4箇所存在します。
唾液腺が近いところが歯石が一番溜まりやすいということになりますよね!(-公- 😉
歯石が付きやすい場所は
舌があるところに舌下腺、顎下腺、上の歯のほっぺた側に耳下腺という腺があり、そこから唾液が出されます。
そして、歯磨きで磨きにくい部分でもあり、歯石も付きやすいということです
当院での歯石を取る治療の流れは
1.歯周病の検査をして、歯茎に炎症があるか、歯石がついていないかの確認を行います。
2.歯の表面についている白い歯石を機械を使って取っていきます
3.炎症が改善されたか確認する再検査を詳しくします。
4.歯と歯茎の間や、深いところまで溜まった歯石を手作業で取っていきます
よく、一度に全ての歯石を取れないのか というご質問をいただくことがありますが、
歯石を取った後は、歯と歯茎に隙間が生まれるため、歯磨きの時に出血しやすくなることが稀にあります。
更に、1、2日後は冷たいものがジーンとしみる症状も稀に出ます。
このようなことを事前に防ぐため、回数を分けて時間をかけて全ての歯石を綺麗に取る方が
今後の歯周病の治り具合にも関係してきます。。。(・・;)
5.そして、改善が見られるかの最終の検査を細かく行います。
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このように、何回も通わなくちゃいけないのが面倒だなあ・・など様々な意見はあると思います・・
ですが!想像してみてください。部屋の中がグチャグチャになったままの状態から
大掃除をするだけで、部屋も綺麗になり、スッキリした気分にもなりますよね?
歯石も同じで、一度溜まってしまったものを綺麗に取り、お口の中の綺麗さを持続させることで
いつまでもスッキリとしたお口になります(◇’v`bd*)
是非、自分が今どの状態なのかを理解していただけるキッカケ作りでも構いませんので
当院にお越しください
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