2016.09.28更新
海外での歯科ボランティア③
みなさん、こんにちは!総合歯科HMクリニック大阪中央、歯科医師の中川です。
当院は地下鉄長堀橋駅から徒歩で2分心斎橋駅からも徒歩9分の、大阪の中心部にある歯医者さんです。
今回もインドでの活動についてお話しようととます。
みなさんは歯が痛くなったら、歯医者さんに行きますよね?
私が暮らす大阪にも歯医者さんが沢山あります。しかし、私が訪れたインドの高山地帯ラダックにはほとんど歯医者さん、お医者さんがいません。
では、病気になったらどうしているのしょうか。
実は、ラダック地方にはチベットの伝統医療が根付いていてこういった立派な建物の「伝統医療の病院」があります。
私も伝統医に診察を受けました。「アンプチー」と呼ばれる彼らは人間の脈から全身の状態を診断する「脈診」という方法を使います。
体の中のいろいろな要素のバランスの崩れなどを読み取るようで、薬草で作った丸薬を処方してくれました。
これは飲み込むのではなく「噛み砕いてのむように」と指示が出ます。ただ、これが、半端なくニガい・・(`;ω;´)
その土地にはその土地に根付く医療があるのですね。
「健康」というものの捉え方もそれぞれです。
チベットのお坊さんたちは「奥歯と目が繋がっている」と信じている人も多く、そういった方は「奥歯を抜くと目が見えなくなる」と思っているので、治療の前に納得してもらうのが大変でした
僻地医療でも、患者さんへの説明はしっかりするように心がけていました。
今回はチベット伝統医療について、総合歯科HMクリニック大阪中央、歯科医師の中川がお話しました。
それではまた。
SEARCH
ARCHIVE
CATEGORY
- カテゴリーなし
- カテゴリーなし