2017.04.04更新
歯周病と女性ホルモンの関係
こんにちは゜+*:.(◆’v`*pq)
総合歯科HMクリニック大阪中央の歯科衛生士宮永です
堺筋線 長堀橋駅から徒歩2分の駅近で、お仕事帰りやお買い物途中に便利な場所にございます!!!
大分、最近は暖かくなってきましたが 朝晩 はまだ少し冷え込みますね
今日は、歯周病が女性ホルモンと関係があるというお話をしたいと思います
女性は男性よりも長生きなのに歯の平均寿命は男性より意外にも短いのだそうです!
なぜなのか気になりますよねーーー(`・ω・´)ノ
それは、女性ホルモンが大きく関わってくるからです!!
女性は生涯にいくつかの節目となる時期を経験します。ここで起こるホルモンのバランスの
乱れは口の中の組織や粘膜にも影響するため女性は特有の症状が現れ、歯周病にもなりやすいのです。
まず最初の大きな変化は思春期です
この時、分泌されるホルモンに歯石や炎症反応を増幅させるように働くものがあります。分泌量が突然
増えるとわずかな刺激にも大きな反応を示します。心身ともに敏感になり過剰に過剰に口臭を気にすることも。
また、この時期の無理なダイエットも中高年以降の歯の健康に影響することもあるので注意が必要です。
次に、妊娠・出産期です
この時期は30〜70%の人に歯肉炎が見られるという報告があります。妊婦によって免疫応答の
変化が歯周組織に過剰に影響をもたらします。食事の好みが急激に変化したり、つわりなどで
口の中が酸性に傾き、虫歯にもなりやすいです。また、吐き気や体調不良から歯磨きがしづらい状態に
なるので洗口剤を上手に使ったり、頻繁に歯科医院でフッ素塗布をしてもらうのがオススメです。
次にくるのが、中年期です
家事、育児など、家族中心の生活で自分自身のケアが疎かになってしまいがちになるためです。
また、仕事で日々忙しく不規則な生活やバランスの悪い食生活に陥りやすいです。様々なストレスに
さらされやすいこの時期はバランスの良い食事と生活リズムを意識して無理をしてでも自分自身の
ために検診時間を取ることが大切となります。
そして、更年期です
女性ホルモンの低下が起こり、更年期障害により唾液が減少してドライマウス(口の中が乾燥する)に
陥ることで、口臭や歯周病になりやすく知覚過敏、味覚障害などの症状も起こります。
全身においても骨密度の低下、免疫力の低下があり、この時期は口の中が危険な状態のため要注意です。
カルシウムやビタミン類を積極的に摂取してよく噛んで食べて下さい。
これからまだまだ長い人生の中、しっかり丈夫な歯でおいしくお食事をして頂けるよう
私たちも全力でサポートさせて頂きたいと思っておりますので、いつでも定期検診や
歯の相談にいらして下さい!!!お待ちしております
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